八幡浜市への質問書−自主避難者について

6.自主避難者について

実際に事故が起きた際には、住民のなかから多くの自主避難者が出ると思われます。

住民が自分や家族の被ばく量がなるべく小さいうちに避難しようとするのはとても自然なことで、それをやめさせるのは不可能です。自主避難者もまた八幡浜市民です。このような場合「いうことを聞かない市民は知らない」ということは国民感情からいってもできません。受け入れ先に自主避難者の受け入れを要求するおつもりはありますか。


回答:


・「八幡浜に避難指示が出るまでは受け入れ先の市(松山市)が避難所を開設しない。事前に開けることを要請はできません。自主避難者は避難しても、避難指示が出て避難所が開設されるまで避難先はありません。福島の例では避難中に亡くなる方も多いので(混雑しないよう)指示に従って避難をしてもらうよう周知します。」

 

コメント:現実の人間は先に逃げ出してしまう。福島の例があるから、それは無理からぬ事。

コメント:住民の立場で考えれば、国の定める安全基準はだんだん高い数値になっていくし、避難についても、専門家もいろいろな意見があるのに、再稼働同意の是非や避難計画について、国に都合のいい人ばかり集めて決めている実情があります。例えば、被ばく限度については、ICRP勧告では一般公衆の年間被ばく限度は1m㏜です。避難計画で避難指示となるのは毎時0.5m㏜ですから、2時間以上そこにいたら年間限度を超えてしまいます。子どもや女性などはとくに、少しでも被ばくしたくないと思うのは当然です。